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J・M・シャルコー著『サルペトリエール火曜講義(1887-88)』翻訳への序言と注解

J・M・シャルコー著『サルペトリエール火曜講義(1887-88)』翻訳への序言と注解(渡邉俊之 訳 2009)
Vorwort und Anmerkungen zur Übersetzung von J. M. Charcot, Leçons du mardi à la Sapêtrière(1887-8) (1892)

 題名は「序言と注解」となっているが、翻訳テキストは序言の部分だけで、注解は次の「注解抜粋」の方にある。前に出版された『神経系の疾患をめぐるサルペトリエール講義』(1886)に続き、フロイトが翻訳し序言と注解を書いている。

 序言の中でフロイトは、かつて聴講した者としてシャルコーの講義のすばらしさを賞賛し、その上で臨床神経学におけるフランスとドイツでの姿勢の違いについて指摘している。フランスでは、疾患の病像に重点をおき、典型例を中心とし移行例へと連なる系列の中に個々の症例を捉えようとしている。これに対して、ドイツの流儀では症状同士の関係を生理学的に解釈することに重点がおかれるという。

 シャルコーの講義録については、クリストファー・G・ゲッツが編集して英語に翻訳したものがあり、その日本語訳も出版されている。

Charcot, the Clinician: The Tuesday Lessons : Excerpts from Nine Case Presentations on General Neurology Delivered at the Salpetriere Hospital in 1887-1888

シャルコー神経学講義

 フランス語の原書は、これかな。

Leons Sur Les Maladies Du Systme Nerveux Faites La Salptrire

 題名はフランス語だが、アマゾンの表示では「言語=英語」となっており本当にフランス語かどうか確認できてません。それと、ゲッツの翻訳は手書きで書かれた第一版と印刷された第二版を元に編集された英語版オリジナルなものなので、フランス語版とは異なるでしょう。
 他にも、”Jean Martin Charcot”で検索すると、たくさんの講義録などがでてくる。英訳のものが多い。現代においても、シャルコーの講義録は読みつがれているということか。

シャルコーの講義録など

H21.11.26

テーマ:本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

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