J・M・シャルコー著『サルペトリエール火曜講義(1887-88)』翻訳への注解抜粋
J・M・シャルコー著『サルペトリエール火曜講義(1887-88)』翻訳への注解抜粋(兼本浩祐 訳 2009)
Auszüge aus Freuds Anmerkungen zu seiner Übersetzung von Charcots Leçons du mardi (1892-4)
シャルコーの講義録のドイツ語訳に訳者のフロイトがつけた注釈から、ヒステリーなど精神医学に関連した部分を抜粋したもの。ここに掲載されていない神経学的な注釈もたくさんあり、それらの多くはシャルコーの見解に批判的なものであったという。尊敬する師のことであっても歯に衣着せずに批判してしまうフロイトってなんだかすごい。
ヒステリー関連の注釈では、ヒステリー発作の中核が外傷の想起であるというフロイト自身の考えを、『ヒステリー研究』(1895)に先立って披露しているところなどがおもしろい。
Auszüge aus Freuds Anmerkungen zu seiner Übersetzung von Charcots Leçons du mardi (1892-4)
シャルコーの講義録のドイツ語訳に訳者のフロイトがつけた注釈から、ヒステリーなど精神医学に関連した部分を抜粋したもの。ここに掲載されていない神経学的な注釈もたくさんあり、それらの多くはシャルコーの見解に批判的なものであったという。尊敬する師のことであっても歯に衣着せずに批判してしまうフロイトってなんだかすごい。
ヒステリー関連の注釈では、ヒステリー発作の中核が外傷の想起であるというフロイト自身の考えを、『ヒステリー研究』(1895)に先立って披露しているところなどがおもしろい。
H21.11.26
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