フロイト全集第18巻を読む
第22巻の読解が終わって、いよいよブログでは4冊目になる第18巻に突入だ。これは、最初に読んだ第17巻に続く1922年から1924年の時期の論文を集めている。後期構造理論が完成をみた重要な論文「自我とエス」と、フロイト自身が自らの著作の歩みを振り返りつつ解説した「みずからを語る」。これら2つの他にも、「十七世紀のある悪魔神経症」、「マゾヒズムの経済的問題」、「エディプスコンプレクスの没落」、「神経症および精神病における現実喪失」、「「不思議のメモ帳」についての覚え書き」など、小粒だが重要な諸論文を収録している。後期の理論的発展のピークであった時期といってよいだろう。
それでは、はじめよう。まずは「自我とエス」。
それでは、はじめよう。まずは「自我とエス」。
2007.9.20
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